-[[戻る>DoldoWorkz#subversion]]
--[[''Subversion''>Subversion]]
---[[Subversion/Windowsで使う(TortoiseSVN)]]
---[[Subversion/リポジトリをCORESERVER.JPに置く]]&color(red){''✓''};
*目次 [#s3545e22]
Subversionをレンタルサーバ「CORESERVER.JP」に置く設定のメモを書いていきます。~
#contents
*レンタルサーバーにCORESERVER.JPを使う [#kf776c78]
会社の同僚にCORESERVER.JPというサーバを教えてもらいました。~
CGIもある程度揃っていて、容量も15ギガで良さげです。~
これの前身?のXREAというサーバーもやってるらしいので、実績もまずますです。~
-[[CORESERVER.JP コアサーバー:http://www.coreserver.jp/]]~
~
とりあえず、サーバはここに決定!!~
最初からSubversionが入っているのは良いが、バージョンが古いため、安定バージョンの中で新しいバージョンをインストールして使うことにしました。~
*設定方法 [#vfc79590]
**1.「CORESERVER.jp」にSubversion新バージョン(1.6.9)をインストール [#CORESERVERInstallSVN]
以下の説明の元ソースです。~
Linux初心者には、こういう解説はものすご~くありがたいです。~
以下のWebページの作者に感謝⌣~
-[[CORESERVERにSubversionをインストールする:http://stickstack.org/coreserver/subversion]]~
-[[coreserverにSubversion入れようとしたのだが…:http://hemiolia.com/blog/200801/000138]]~
~
+&color(blue){''入れるのが初めてであればこの項目は飛ばしてください。''};~
旧バージョンを全く同じ手順で入れている場合、ホームのルートに「packages」フォルダが出来ていると思います。~
この中に前回インストールしたファイル群が含まれていますので、このフォルダを削除するかリネームして下さい。~
これで古いバージョンのアンインストールは完了です。~
+&color(blue){''過去で既に行っている場合はこの項目は飛ばしてください。''};~
作業用に「tmp」フォルダを作成~
mkdir ~/tmp
+「Oracle Berkeley DB」のファイルをダウンロード~
「Oracle Berkeley DB」のページから最新バージョンのBerkeley DB 4.8.26.tar.gz(db-4.8.26.tar.gz)をダウンロードして「tmp」フォルダに突っ込む~
--[[Oracle Berkeley DB>http://www.oracle.com/technology/software/products/berkeley-db/db/index.html]]
+「Oracle Berkeley DB」をインストールする~
以下のコマンドを順番に打ち込めばインストール出来ます。~
cd ~/tmp
tar xvzf db-4.8.26.tar.gz
cd db-4.8.26/build_unix/
../dist/configure --prefix=$HOME/packages --enable-compat185
make
make install
※&color(red){''killされたりエラーが出たりして止まってしまったコマンドはもう一度''};行う。~
+「Subversion」のファイル2つをダウンロード~
のページからバージョン1.6.9ファイルを2つダウンロードする~
[[http://subversion.tigris.org/downloads/subversion-1.6.9.tar.gz>http://subversion.tigris.org/downloads/subversion-1.6.9.tar.gz]]~
[[http://subversion.tigris.org/downloads/subversion-deps-1.6.9.tar.gz>http://subversion.tigris.org/downloads/subversion-deps-1.6.9.tar.gz]]~
この2つのファイル(subversion-1.6.9.tar.gz と subversion-deps-1.6.9.tar.gz)を「tmp」フォルダに突っ込む~
+「Subversion」をインストールする~
以下のコマンドを順番に打ち込めばインストール出来ます。~
cd ~/tmp
tar xvzf subversion-1.6.9.tar.gz
tar xvzf subversion-deps-1.6.9.tar.gz
cd subversion-1.6.9
./configure --prefix=$HOME/packages --with-ssl
make
make install
※&color(red){''killされたりエラーが出たりして止まってしまったコマンドはもう一度''};行う。~
※特に「make」に関してはけっこう待たされるのでKillされることが多いです~
&color(red){''自分の場合は「make」を3回繰り返してようやく成功しました。''};~
+&color(blue){''過去で既に行っている場合はこの項目は飛ばしてください。''};~
カレントフォルダに「.bashrc」ファイルを作成する~
「.bashrc」という名前(&color(blue){''ファイル名はとても重要''};なので間違えないようにしてください)のテキストファイルを作り、ファイルの内容を以下のようにする~
export PATH=$HOME/packages/bin:$PATH
※当然、ユーザー名の所は自分のユーザー名を入れてね~
+&color(blue){''過去で既に行っている場合はこの項目は飛ばしてください。''};~
「.bashrc」ファイルを認識させるためにコマンドを打つ~
cd ~
source .bashrc
+ログインし直して、以下の3つのコマンドとも、バージョンが1.6.9と出れば成功です。~
++「svn」コマンドのバージョン
svn --version
~
svn, version 1.6.9 (r901367)
compiled ??? ?? ????, ??:??:??
Copyright (C) 2000-2009 CollabNet.
Subversion is open source software, see http://subversion.tigris.org/
This product includes software developed by CollabNet (http://www.Collab.Net/).
The following repository access (RA) modules are available:
* ra_neon : Module for accessing a repository via WebDAV protocol using Neon.
- handles 'http' scheme
- handles 'https' scheme
* ra_svn : Module for accessing a repository using the svn network protocol.
- handles 'svn' scheme
* ra_local : Module for accessing a repository on local disk.
- handles 'file' scheme
* ra_serf : Module for accessing a repository via WebDAV protocol using serf.
- handles 'http' scheme
- handles 'https' scheme
++「svnadmin」コマンドのバージョン
svnadmin --version
~
svnadmin, version 1.6.9 (r901367)
compiled ??? ?? ????, ??:??:??
Copyright (C) 2000-2009 CollabNet.
Subversion is open source software, see http://subversion.tigris.org/
This product includes software developed by CollabNet (http://www.Collab.Net/).
The following repository back-end (FS) modules are available:
* fs_fs : Module for working with a plain file (FSFS) repository.
++「svnserve」コマンドのバージョン
svnserve --version
~
svnserve, version 1.6.9 (r901367)
compiled ??? ?? ????, ??:??:??
Copyright (C) 2000-2009 CollabNet.
Subversion is open source software, see http://subversion.tigris.org/
This product includes software developed by CollabNet (http://www.Collab.Net/).
The following repository back-end (FS) modules are available:
* fs_fs : Module for working with a plain file (FSFS) repository.
**2.puttyのインストールと鍵交換方式による SSH 接続設定 [#i4101e06]
+以下のページからputtyをダウンロードしてインストールします~
[[PuTTY ごった煮版>http://yebisuya.dip.jp/Software/PuTTY/]]~
+鍵交換方式によるSSH設定を行います(詳しくは以下のページを参照)~
[[PuTTY で鍵交換方式による SSH 接続:http://www.kuins.kyoto-u.ac.jp/news/47/putty-gen.html]]~
※&color(red){''Subversionログイン用と、コンソールログイン用で別に設定(鍵作成)''};して下さい。~
この際に「.ssh」フォルダに置く公開鍵(OpenSSH形式)のファイル名を以下の様にします~
Subversionログイン用:「authorized_keys」~
コンソールログイン用:「authorized_keys2」~
+&color(blue){''先ほどSubversionログイン用に作成した「authorized_keys」''};の内容を以下の様に追加します~
具体例としては、このようになると思います~
--変更前
ssh-rsa ??????...(省略)
--変更後
command="/virtual/gyahahaha/packages/bin/svnserve -t" ssh-rsa ??????...(省略)
この設定は「svnserve」がある場所のフルパスを指定しています。~
変更後、この鍵ではコンソールからログインする事が出来なくなりますので注意!~
同じ事を言いますが設定(鍵作成)は&color(red){''Subversionログイン用と、コンソールログイン用''};で別にして下さい。~
※この記事は以下のページを参考にさせていただきました~
ありがとうございます~
-[[CoreServer で Subversion が突然使えなくなった。 « Note>http://note.farawaysky.net/201001/mac-os-x-290.html]]~
-[[PuTTY で鍵交換方式による SSH 接続:http://www.kuins.kyoto-u.ac.jp/news/47/putty-gen.html]]~
-[[PuTTY ごった煮版>http://yebisuya.dip.jp/Software/PuTTY/]]~
**3.TortoiseSVNでSSH接続する設定 [#n311d55b]
例えば、カレントにリポジトリのフォルダ「repository」を置いた場合、アクセスするURLの書き方は以下の通りです。~
svn+ssh://ユーザー名@puttyセッション名/virtual/ユーザー名/repository
例として、puttyで指定したセッション名が「coreserverhost」、CORESERVERへのSSHログインユーザー名が「username」の場合は以下の様になります~
svn+ssh://username@coreserverhost/virtual/username/repository
*トラブル [#a301e9ee]
**コミット時に「post-commit hook failed (exit code 255) with no output.」という警告が出る [#me0481b0]
「post-commit」自体は、コミット後に実行するスクリプトの設定です。~
ほとんどの人はこのフックの利用には、リポジトリのコミットやバックアップに関する連絡メールを送るのに使う様です。~
この設定を何もしていないのに、警告が出る場合はpost-commitを無効化してしまいましょう。~
-[[Subversion によるバージョン管理 フックスクリプト:http://subversion.bluegate.org/doc/book.html#svn.reposadmin.create.hooks]]~
リポジトリ内のfooksフォルダの中のファイル
post-commit.tmpl
post-commit
を以下の様にリネームすると実行されなくなります。
post-commit.tmpl_
post-commit_
** リポジトリが使えなくなるトラブル発生(2010/1/27)[#zc032568]
現在、CORESERVER.JPにおいて、2010/1/27から~
expected format ‘3′ of repository found format ‘5′
という&color(red){''エラーが出てリポジトリが使えなくなる現象''};が起きています。~
探してみると、同じ現象の方が居ました。~
-[[CoreServer で Subversion が突然使えなくなった。 « Note>http://note.farawaysky.net/201001/mac-os-x-290.html]]~
この記事を元に、設定方法に新たな記事「2.puttyのインストールと鍵交換方式による SSH 接続設定」を追加しました。~
※「authorized_keys?」ファイルの中身をいじってcommandを入れてる所が解決策となります。~
~
~
余談:サーバー管理者の設定ミスなら直してもらえるかも?と思いサポートに問い合わせてみたのですが~
ユーザーが入れたスクリプトの動作は保証していません
という返答が来ました。 まぁそりゃそうだよね&sad;~