[[戻る>DoldoWorkz#security]] *目次 [#c1dc0b26] #contents *AdobeAcrobat・AdobeReaderアップデート手順 [#q51c8cda] &color(blue){''AdobeAcrobat・AdobeReader''};は&color(blue){''似ていますが別なソフト''};です。~ &color(red){''両方入っている事があるので、アップデートをやり忘れないように''};注意して下さい。~ この2つのソフトはWebブラウザの追加機能(プラグイン)として機能しますので&color(red){''セキュリティ的にとても重要''};となります。~ *1.AdobeReader [#AdobeReader] AdobeReaderとは、PDFを表示・印刷するソフトです。~ 無料で配布されています。~ 現在のAdobeReader9最新バージョンは「9.3.3」です(2010/6/29現在) **AdobeReader9が入っている場合 [#AdobeReader9] +AdobeReader9を起動します。 +[ヘルプ(H)]→[アップデートの有無をチェック(U)]を実行して下さい。 +あとは出てくる画面の指示に従って進めていくと、アップデートが行われます。~ これをアップデートの必要がない旨のメッセージが出るまで繰り返します。~ #ref(update_ok.jpg,,50%) +バージョンを見るには[ヘルプ(H)]→[Adobe Reader 9 について(A)]で見る事が出来ます。~ ※[[AdobeReader9が最新バージョン>#AdobeReader]]になっている事を確認してください。 #ref(AdobeReaderVersion.jpg,,60%) ウインドウを閉じるには、ボタン以外の赤い場所をクリックします(分りずらい!!) +次に[編集(E)]→[環境設定(N)...] を押して環境設定ウインドウを表示します +[分類(G)]の[JavaScript]を選び[Acrobat JavaScriptを使用]のチェックを外します #ref(AcrobatJavaOff.jpg,,50%) +[分類(G)]の[信頼性管理マネージャ]を選び[外部アプリケーションで PDF 以外の添付ファイルを開くことを許可(A)]のチェックを外し、OKボタンを押します #ref(AcrobatAttached FileOff.jpg,,50%) **AdobeReaderが9ではない(8以下)場合・入っていない場合 [#OldAdobeReader] 何かと使う場合が多いのと、実は古いバージョンが入っていたという事もありえるので、最新版のAdobeReader9を入れておいたほうが無難です。~ +&color(blue){''古いAdobeReader(8以下)が入っていないか確認して、入っていればアンインストール''};します。 +以下のURLでAdobeReader9をダウンロードします~ [[Adobe - Adobe Readerのダウンロード>http://get.adobe.com/jp/reader/]] +ダウンロードしたファイルをダブルクリックして新しいAdobeReader9をインストールします。 +AdobeAcrobat9を起動します。 +[ヘルプ(H)]→[アップデートの有無をチェック(U)]を実行して下さい。 +あとは出てくる画面の指示に従って進めていくと、アップデートが行われます。~ これをアップデートの必要がない旨のメッセージが出るまで繰り返します。~ #ref(update_ok.jpg,,50%) +バージョンを見るには[ヘルプ(H)]→[Adobe Reader 9 について(A)]で見る事が出来ます。~ ※[[AdobeReader9が最新バージョン>#AdobeReader]]になっている事を確認してください。~ #ref(AdobeReaderVersion.jpg,,60%) ウインドウを閉じるには、ボタン以外の赤い場所をクリックします(分りずらい!!) +次に[編集(E)]→[環境設定(N)...] を押して環境設定ウインドウを表示します +[分類(G)]の[JavaScript]を選び[Acrobat JavaScriptを使用]のチェックを外します #ref(AcrobatJavaOff.jpg,,50%) +[分類(G)]の[信頼性管理マネージャ]を選び[外部アプリケーションで PDF 以外の添付ファイルを開くことを許可(A)]のチェックを外し、OKボタンを押します #ref(AcrobatAttached FileOff.jpg,,50%) *2.AdobeAcrobat [#AdobeAcrobat] AdobeReaderとは、PDFを作成・編集・表示・印刷するソフトです。~ 有料のソフトです。~ 現在の AdobeAcrobat 9 最新バージョンは「9.3.3」です(2010/6/29現在) 現在の AdobeAcrobat 8 最新バージョンは「8.2.2」です(2010/4/14現在) AdobeAcrobat 1~7 はサポートが終了しています ※AdobeAcrobat 7 は 2009/12/28 でサポート終了しました **AdobeAcrobat9が入っている場合 [#AdobeAcrobat9] +AdobeAcrobat9を起動します。 +[ヘルプ(H)]→[アップデートの有無をチェック(U)]を実行して下さい。 +あとは出てくる画面の指示に従って進めていくと、アップデートが行われます。~ これをアップデートの必要がない旨のメッセージが出るまで繰り返します。~ #ref(update_ok.jpg,,50%) +バージョンを見るには[ヘルプ(H)]→[Adobe Acrobat 9 について(A)]で見る事が出来ます。~ ※[[AdobeAcrobat9が最新バージョン>#AdobeAcrobat]]になっている事を確認してください。~ ウインドウを閉じるには、ボタン以外の赤い場所をクリックします(分りずらい!!) +次に[編集(E)]→[環境設定(N)...] を押して環境設定ウインドウを表示します +[分類(G)]の[JavaScript]を選び[Acrobat JavaScriptを使用]のチェックを外します #ref(AcrobatJavaOff.jpg,,50%) +[分類(G)]の[信頼性管理マネージャ]を選び[外部アプリケーションで PDF 以外の添付ファイルを開くことを許可(A)]のチェックを外し、OKボタンを押します #ref(AcrobatAttached FileOff.jpg,,50%) **AdobeAcrobat8が入っている場合 [#AdobeAcrobat8] +AdobeAcrobat8を起動します。 +[ヘルプ(H)]→[アップデートの有無をチェック(U)]を実行して下さい。 +あとは出てくる画面の指示に従って進めていくと、アップデートが行われます。~ これをアップデートの必要がない旨のメッセージが出るまで繰り返します。~ +バージョンを見るには[ヘルプ(H)]→[Adobe Acrobat 8 について(A)]で見る事が出来ます。~ ※[[AdobeAcrobat8が最新バージョン>#AdobeAcrobat]]になっている事を確認してください。~ +次に[編集(E)]→[環境設定(N)...] を押して環境設定ウインドウを表示します +[分類(G)]の[JavaScript]を選び[Acrobat JavaScriptを使用]のチェックを外します +[分類(G)]の[信頼性管理マネージャ]を選び[外部アプリケーションで PDF 以外の添付ファイルを開くことを許可(A)]のチェックを外し、OKボタンを押します **AdobeAcrobatが7以下(8・9ではない)場合 [#OldAcrobat] AdobeAcrobatが7以下の場合は、&color(red){''サポート期限切れでセキュリティの問題が残ったまま''};です。~ このままだと、そのセキュリティの問題を利用した有害なWebページを見た瞬間に攻撃を受ける事になりますので~ &color(blue){''Webブラウザでは「AdobeReader9」を、PDFファイルをダブルクリックすると「Adobe Acrobat (7以下)」が起動するように設定する''}; 方法を取ります。~ +AdobeReader9を入れる ++以下のURLでAdobeReader9をダウンロードします~ [[Adobe - Adobe Readerのダウンロード>http://get.adobe.com/jp/reader/]]~ ++ダウンロードしたファイルをダブルクリックして新しいAdobeReader9をインストールします。 ++AdobeReader9を起動します。 ++[ヘルプ(H)]→[アップデートの有無をチェック(U)]を実行して下さい。 ++あとは出てくる画面の指示に従って進めていくと、アップデートが行われます。~ これをアップデートの必要がない旨のメッセージが出るまで繰り返します。~ #ref(update_ok.jpg,,50%) ++バージョンを見るには[ヘルプ(H)]→[Adobe Reader 9 について(A)]で見る事が出来ます。~ ※[[AdobeReader9が最新バージョン>#AdobeReader]]になっている事を確認してください。~ #ref(AdobeReaderVersion.jpg,,60%) ウインドウを閉じるには、ボタン以外の赤い場所をクリックします(分りずらい!!) ++次に[編集(E)]→[環境設定(N)...] を押して環境設定ウインドウを表示します ++[分類(G)]の[JavaScript]を選び[Acrobat JavaScriptを使用]のチェックを外します #ref(AcrobatJavaOff.jpg,,50%) ++[分類(G)]の[信頼性管理マネージャ]を選び[外部アプリケーションで PDF 以外の添付ファイルを開くことを許可(A)]のチェックを外し、OKボタンを押します #ref(AcrobatAttached FileOff.jpg,,50%) +ファイルをダブルクリックでAdobe Acrobat (7以下)を起動 ++PDFをダブルクリックした時に「Adobe Acrobat (7以下)」が起動する設定をするために、適当なフォルダを開いて[ツール(T)]→[フォルダオプション(O)]を開きます ++「ファイルタイプ」タブを開いて拡張子が「PDF」のものを探します ++見つかったら「変更」ボタンを押して「Adobe Acrobat (7以下)」を選びます ***AdobeReaderとAdobeAcrobat(7以下)を同時インストールした場合のWebブラウザ問題点 [#qb04ae6a] 「AdobeReader」と「Adobe Acrobat (7以下)」を同時にインストールをしていると以下の問題が発生します。~ -起動の優先順位が変わる問題点~ 「Adobe Acrobat (7以下)」が起動している状態でWebブラウザを使ってPDFを開くと「Adobe Acrobat (7以下)」で起動してしまいますので、&color(blue){''ウェブページを見る場合は、既に「Adobe Acrobat (7以下)」が起動していないかどうか''};気をつけて下さい。 -インストール順番の問題点~ &color(blue){''Webブラウザは常に最後にインストールしたAdobeAcrobat・AdobeReaderを使う仕様''};のため~ &color(red){''この後で「Adobe Acrobat (7以下)」をインストールし直すと、また「Adobe Reader9」を再インストール(アンインストール→インストール)''};しなければいけません。~ 以上の事から、Webブラウザでの起動優先順位は~ &color(blue){''既に起動している物 > 先にインストールした物 > 後でインストールした物''};~ となります。~ *3.その他のPDFリーダー [#a8702643] Adobe以外のPDFリーダーをお使いの方でも、安心してはいけません。~ 脆弱性は存在しますので、定期的にバージョンチェックする事をおすすめします。~ -Foxit Reader~ [[Foxit Software - Downloads(Latest Version)>http://www.foxitsoftware.com/downloads/index.php]] 現在のFoxit Reader最新バージョンは「3.3.1」です(2010/05/20現在) *情報ソース [#uf6b43a4] **脆弱性について [#i9450fa4] -[[Flash Player脆弱性修正版を10日までに公開、Adebe Readerなども29日までに -INTERNET Watch>http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100609_373028.html]] -[[窓の杜 - 【NEWS】「Adobe Flash Player」v10.1が正式版に、H.264動画のGPU支援再生機能などを追加>http://www.forest.impress.co.jp/docs/news/20100611_373700.html]] **セキュリティーアップデート [#h6b3ab8d] -[[Adobe Reader/Acrobat“ゼロデイ”修正のパッチを6月29日公開 -INTERNET Watch>http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100625_376732.html]] **サポート期間 [#t1f386bf] -[[Second quarterly security update released for Adobe Reader and Acrobat - Adobe Product Security Incident Response Team (PSIRT) (英語)>http://blogs.adobe.com/psirt/2009/10/second_quarterly_security_upda.html]] -[[Adobe products and technical support periods covered under the new Lifecycle Policy (英語)>http://www.adobe.com/support/products/enterprise/eol/eol_matrix.html#86]]