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クラシック色カラーパレット†
Excel2007~2016で、Excel2003以前で使われていたクラシック色が扱えるマクロ(アドイン)です。
「塗りつぶしの色」と「フォントの色」に対応しています。
通常、Excelでマクロを実行すると「元に戻す(Ctrl+Z)」が消えてしまうのですが、このマクロでは実行する直前の状態(つまり1回だけ)元に戻せる様になっているのが特徴です。
このマクロの大部分は下記サイト「Hard Day's Night」の管理者である「okey-doke」さんが作成された物です。
このような有用なソフトを作っていただき、ありがとうございます。
これに、私が少々改造した物を公開しても良いか聞いたところ、快く許可をしていただきました、ありがとうございます。
okey-dokeさんのサイトはExcel2007のマクロ作成方法について丁寧に解説が載っているので、自分でマクロを作りたい方必見のブログとなっています。
ダウンロード†
- Excel2007~2016 アドイン ダウンロード
2147483648個以内のセル・図形・ワードアート・図・クリップアート・テキストボックスが1回だけの「元に戻す(Ctrl+Z)」に対応しています
- ハッシュ値(SHA-256):
ecb439a277ef2f28e322c3a431a9e854b51c5f65de9df7d8b564f38a77fae48e
- 容量: 38,528 バイト
セキュリティーチェック†
当環境において「ESET NOD32 ANTIVIRUS」でチェック済みですが、
以下のサイトでもチェックを行っております
詳細および要件†
- OS
Windows 7・8.1・10
- その他条件
Office 2010 (32bit版で確認)
Office 2013 (Office Professional 2013 Preview 32/64bit版で確認)
Office 365 (Office 365 Solo/Business 32/64bit版で確認)
- 利用条件
誰でも無料でお使い頂けます(もちろん企業内でもご自由にお使い頂けます)
窓の杜に紹介記事が載りました
窓の杜 - 【REVIEW】Excel 2003の塗りつぶし色をExcel 2007/2010でも「クラシック色カラーパレット」
スクリーンショット†
- ホームの[フォント]の右横に[クラシック色]として配置されます
- プルダウンメニューでクラシックカラーパレットを選択出来ます
- 通常、Excelでマクロを実行すると「元に戻す(Ctrl+Z)」が消えてしまいます。
ですが、このマクロでは実行する直前の状態(つまり1回だけ)元に戻せる様になっています。
インストール方法†
特に特別な手順は無く、通常のアドオンを入れる方法何らと変わりません。
- ファイルをダウンロードする
- ダウンロードされたファイル[XL2003ColorPallete3_xlam.ZIP]を展開する。
- 【重要】展開されたファイル[XL2003ColorPallete3.xlam]を右クリック→[プロパティ]で、「ブロックの解除」を行う
これを行わないと、入れた直後は見えるが次回起動時から見えない…という問題が起こります
※展開するアプリによっては既に解除されている事があり、その場合「ブロックの解除」の表示は無いです
- ファイル[XL2003ColorPallete3.xlam]を以下の場所にコピーする
C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Roaming\Microsoft\AddIns\
- [ファイル]タブ→[オプション]ボタンを押す
- 「Excelのオプション」ウィンドウの左側にある[アドイン]をクリック
下にある[管理]を「Excel アドイン」にし、[設定]ボタンを押す
- 「アドオン」ウィンドウにある「XL2003ColorPallete3」にチェックを付けて[OK]ボタンを押す
- [ホーム]タブ内の[フォント]の右横に[クラシック色]として配置されます
仕様(という言い訳)†
以下の場合は「元に戻す(Ctrl+Z)」が使えません†
- 2147483648個のセルorオブジェクトより多く編集した場合
- セル・図形・ワードアート・図・クリップアート・テキストボックス以外のオブジェクトを編集した場合
- ワークシート内に同じ名前の図形・ワードアート・図・クリップアート・テキストボックスを編集した場合
※確認されているのは、クリップアートを複製すると同じ名前の図形が出来てしまいます
以上の条件の場合は、実行前に「実行後元に戻せなくなります」というダイアログが出ます。
そのダイアログで実行をキャンセルする事も出来、その場合は「元に戻す(Ctrl+Z)」が消える事はありません。
以下の場合は「元に戻す(Ctrl+Z)」を使っても元に戻りません†
- 「グラデーション」・「図またはテクスチャ」等の特殊な塗りつぶしがあるセルを編集した場合
「元に戻す(Ctrl+Z)」を使うと、白色で塗りつぶされて戻されます
実行前の事前警告も出ません
事前に「グラデーション」・「図またはテクスチャ」が使われているかを調べる方法が見つからないのでこの様な残念な仕様となってます…知っている方はぜひ情報を下さい
ボタンの色が以前選択した色で表示されない†
以前に選択した色がボタンに表示されず、虹色のままなのは仕様です
特殊な起動をしているExcelで表示されない†
通常使っている分にはこの問題は起きません。
ExcelOLE(ActiveX)をコントロールし、マクロを停止して開かれた場合に非表示となります。
解決策としては、Excelを起動し直せば戻りますが、まれにこれでも戻らない事があります。
その場合、バックグラウンドでExcelが起動しっぱなしになっていますので、以下の手順でExcelを終了させて下さい。
- タスクバーを右クリック
- [タスク マネージャ(K)] をクリック
- [プロセス]タブをクリック
- 「EXCEL.EXE」を右クリック
- [プロセスの終了(E)]をクリック
何故ファイルの「ブロックの解除」をしなければいけないのか?†
Windowsのセキュリティー仕様上、ダウンロードしたファイルにもれなく付いて来ます
さらにダウンロードしたzipファイルから展開したファイルにも付きますので、解除する必要があります
履歴と旧バージョンダウンロード†
2017/7/21修正
- マクロ実行後に別のブック又はシートをアクティブにして「元に戻す(Ctrl+Z)」を押すとエラーが出て失敗する問題を修正
2011/11/17修正
- xlsファイルでセル全体を選択していた場合に動作がおかしかった問題を修正(xlsxファイルは問題無し)
- Excel2016で「入れた直後は見えるが次回起動時から見えない」という問題が起こったので、そうならない様にする方法を「インストール方法」に追記しました(2017/7/19)
- 旧バージョン ダウンロード
2011/11/8修正
- セル全体を選択していた場合に動作がおかしかった問題を修正
- 保持をしない選択を行った場合に、再度保持をしないで良いか聞いてくるダイアログを追加
2011/10/8修正
- 2147483648セルorオブジェクト以上の変更に対しての「元に戻す(Ctrl+Z)」を対応
32768個より多いセルorオブジェクトの変更は、変更前の保持を行う処理量が多いため警告ウインドウが出ます。
2011/5/19修正
- 数値が入っているセルのフォント色を設定すると「元に戻す(Ctrl+Z)」が使えない様になっていたバグを修正
2011/1/2修正
- 図形・ワードアート・図・クリップアート・テキストボックスも、1回だけの「元に戻す(Ctrl+Z)」に対応しています
ただし、ワークシート内に同じ名前がある場合元に戻せません(確認されているのは、クリップアートを複製すると同じ名前の物が出来てしまいます)
2010/1/17修正(安定版)
- 「元に戻す(Ctrl+Z)」処理で32767セルを変更した場合だけ、内部のカウンタがオーバーフローを起こしていた。
特にほおっておいても問題ない場所だったが、念のため修正。
2010/1/12修正
- Internet Explorerでダウンロードした際に、拡張子がzipに化ける現象が起きていました。
そうならない様にアーカイブしたファイルを置きました(中身のマクロに変更はありません)
2009/12/25修正
- 複数のフォントの色が存在しているセルでも「元に戻す(Ctrl+Z)」が使えるように修正
- 「フォントの色(クラシック)」ボタンを押した際にエラーダイアログが出る可能性があったのを修正
2009/12/21~22修正
- セル内に複数のフォント色が設定されている判定に引っかかった際に実行キャンセルをしても、「元に戻す(Ctrl+Z)」の内容がおかしくなってしまうバグを修正
- セルの内容保持の上限判定に引っかかった際に実行キャンセルをしても、「元に戻す(Ctrl+Z)」の内容がおかしくなってしまうバグを修正
2009/12/20修正
- セルの内容保持の上限判定をするように修正、上限を超えた場合は「元に戻す(Ctrl+Z)」が出来ないメッセージを出す
- セル内に複数のフォント色が設定されている場合は「元に戻す(Ctrl+Z)」が出来ないメッセージを出す