検証環境

最初に…拡張メモリ(EMS)を使える様に、サウンドROMをオフ

いきなり横道にそれますが、まずレコンポーザーを使うには拡張メモリ(EMS)を使える様にMS-DOSの設定をしておく事が前提となります
※MS-DOSの設定に関してはここでは書きません、頑張ってググって調べて下さい

ですが拡張メモリを使いたい場合、FM音源のサウンドROMをオフにする必要があるのです…これはNeko Project 21/Wに限らずPC-98実機でもそうです

Neko Project 21/W設定のデフォルトではオンになっているので、まずこれをオフにしましょう、サウンドROMを使用するソフトはかなり少なくオフ推奨です

「Device」→「Sound option…」を選択

サウンドROMをオフにします
とりあえず例として「PC-9801-86」と「SPB」でサウンドROMをオフにした設定の画像を貼っておきます

MIDI 3Port 設定

Neko Project 21/W の設定

「Device」→「MIDI Option…」を選択

「S-MPU」タブの設定を行う
・Enable: ☑(ON)
・Mute Port B during MPU-401 mode: ☑(ON)
・I/O port: E0D0
・Interrupt: INT2
・Assign Port A → MIDI-OUT: ポート1つ目
・Assign Port B → MIDI-OUT: ポート2つ目

「MPU-PC98II」タブの設定を行う
・Enable: ☑(ON)
・I/O port: E4D0
・Interrupt: INT1
・Assign → MIDI-OUT: ポート3つ目

MIMPI の設定 (2Port使用)

MIMPIは2Portのみ、S-MPUのA Port・B Port で出力します
特に設定は必要ありません、上部に「Super MPU [A:B]」と表示されます

レコンポーザ/98 の設定 (3Port使用)

設定にはファンクションキーを使います
ファンクションキーとは、キーボードの上側にある[F1]~[F12]のキーの事で、画面の下部に表示されてる10個がそれぞれ[F1]~[F10]のキーに対応しています

[F9]キーで「INSTALL」を選択

[F9]キーで「I/O」を選択 → カーソルキーでカーソル移動・[PageUp(PgUp)][PageDown(PgDn)]キーで、設定を変更できます
・MPU-PC98: INT1 E4D0
・S-MPU: INT2 E0D0
・RS232C-1: OFF 1
・RS232C-2: OFF 2
・ValuStar: OFF
設定後、[ESC]キーで戻ります

再度、[F9]キーで「INSTALL」を選択

[F8]キーで「PORT」を選択 → カーソルキーでカーソル移動・[PageUp(PgUp)][PageDown(PgDn)]キーで、設定を変更できます
・A: S-MPU A
・B: S-MPU B
・C: MPU-PC98
・D~H: ----------(空にする)
設定後、[ESC]キーで戻ります
※下記の画像では設定場所が白文字になっていますが、設定直後は青文字のままな場合がありますが気にしないでください

再度、[F9]キーで「INSTALL」を選択

[F10]キーで「UPDATE」を選択 → [Y]キーを押します
これを行わないと、先ほどの設定は保持されません、必ず設定後はUPDATEを行って下さい

Neko Project 21/W の「Emulate」→「Reset」を押してPC-98を再起動させます

再起動後、再度レコンポーザ/98を起動させます
レコンポーザ/98の起動時に「MPU-PC98が使用可能です。」と
「S-MPUが使用可能です。」と出れば成功 です