検証環境

緯度経度の形式について

度 → D
分 → M
秒 → S
※小数桁は小文字表記

度(DD・DEG・Degree・少数度表記)

「少数度表記」と呼ばれ、多くのアプリやサービスで使われる

DDD.ddddddddddd

度分秒(DMS)「平面直角座標への換算 - 国土地理院」用

度・分・秒を一つの数字にまとめている
サービスやアプリによって小数点の位置が変わり、
以下の形式は「平面直角座標への換算 - 国土地理院」で使われる

DDDMMSS.ssss

のWebページでは以下の様に説明されている

【緯度・経度の値の入力例(度分秒)】

 緯度  36° 6′13.58925″ →  360613.58925
 経度 140° 5′16.27815″ →  1400516.27815
      ddd mm ss.s      →  dddmmss.s

変換Excel式

以下は「F2」セルに度(DD・DEG・Degree・少数度表記)の緯度または経度がある場合
他のセルにある場合は「F2」の部分を変更する

度(DD・DEG・Degree・少数度表記)→度分秒(DMS)「平面直角座標への換算 - 国土地理院」用

=LET(DEGREE, F2, (INT(DEGREE)*10000) + (INT((DEGREE-INT(DEGREE))*60)*100) + ((((DEGREE-INT(DEGREE))*60)-INT((DEGREE-INT(DEGREE))*60))*60))

又は

=(INT(F2)*10000) + (INT((F2-INT(F2))*60)*100) + ((((F2-INT(F2))*60)-INT((F2-INT(F2))*60))*60)

度(DD・DEG・Degree・少数度表記)→度(D)のみ

=INT(F2)

度(DD・DEG・Degree・少数度表記)→分(M)のみ

=LET(DEGREE, F2, INT((DEGREE-INT(DEGREE))*60))

又は

=INT((F2-INT(F2))*60)

度(DD・DEG・Degree・少数度表記)→秒(S)のみ

=LET(DEGREE, F2, (((DEGREE-INT(DEGREE))*60)-INT((DEGREE-INT(DEGREE))*60))*60)

又は

=(((F2-INT(F2))*60)-INT((F2-INT(F2))*60))*60

LET関数について

式にLET関数を使っている物があるので、それについても書いておく

例えば下記は、後ろの式で「F2」に「DEGREE」という名前を付け、式で使える様にする物
例えば対象セル「F2」を修正する必要がある場合、LET関数の一か所だけ変えれば、式の部分を書き換えなくて済むメリットがある

=LET(DEGREE, F2, [式])

参考Webページ